車いすの開発加速“コンパクトで軽量に”高齢者も気軽に外出を

高齢者が気軽に移動できるよう電動車いすや電動アシスト自転車の開発が加速しています。

電動車いすのメーカー、WHILLは折りたたみができて、持ち運びがしやすい軽量の電動車いすを発表しました。

イスのようなシンプルな構造で、重さは27キロと、以前のタイプと比べて半分程度になりました。

簡単に折り畳むことができ、タクシーの後部座席や列車に載せることができます。

また、速度を時速1キロ、2キロ、4キロ、6キロと細かく制御することができ、例えばお年寄りが家族と歩くスピードをあわせやすくなっています。

WHILLの杉江理CEOは「顧客から、『玄関に置きたい』とか『タクシーに載せたい』という声が寄せられていたので、コンパクトで軽量にすることでその課題を解決しようと思った」と話していました。

また、自転車の販売店を展開する「あさひ」は、シニア層向けの電動アシスト自転車を開発し、販売を始めました。

お年寄りが運転しやすいよう、強く踏み込んでもコンピューター制御でゆっくりと加速し、重心を低く設計することで低い速度でもふらつきにくいようにしているということです。

高齢化が進むなか、シニア層が気軽に外出できるよう「移動」をめぐるさまざまな技術開発が加速しています。