首相 北朝鮮の弾道ミサイル発射受けNSC開催“SLBMの可能性も”

北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、岸田総理大臣は、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開催したあと、記者団に対し警戒監視の徹底などを関係閣僚に指示するとともに、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの可能性も含め、分析していることを明らかにしました。

北朝鮮による弾道ミサイルの発射を受けて、政府は午後4時すぎから総理大臣官邸でおよそ20分間、NSC=国家安全保障会議の閣僚会合を開き、岸田総理大臣をはじめ、岸防衛大臣や茂木外務大臣らが出席しました。

このあと岸田総理大臣は記者団に対し「北朝鮮によるミサイル発射は国連安保理決議違反であり、強く非難する」と述べました。

そのうえで「国民の安全と安心の確保に向けた情報収集と分析、警戒監視の徹底、アメリカを含む国際的な連携などを関係閣僚に指示した。今回の発射の詳細については、SLBM=潜水艦発射弾道ミサイルの可能性も含め、現在、分析中だ」と明らかにしました。

また「北朝鮮による核・ミサイル関連技術の著しい発展は、わが国と地域の安全保障にとって見過ごすことができないものだ。すでに国家安全保障戦略などの改定を指示しており、いわゆる『敵基地攻撃能力』の保有も含め、あらゆる選択肢を検討するよう改めて確認した」と述べました。

そして、岸田総理大臣は「今後も、防衛力の抜本的な強化に取り組み、岸田内閣として、わが国の領土、領海、領空および国民の生命と財産を断固として守り抜いていく」と強調しました。