京アニ放火事件 青葉被告に2度目の精神鑑定 京都地裁が決定

「京都アニメーション」のスタジオが放火され、社員36人が死亡した事件で、殺人などの罪で起訴された青葉真司被告について、京都地方裁判所が2度目となる精神鑑定を行う決定をしたことが関係者への取材で分かりました。

おととし7月、京都市伏見区にある「京都アニメーション」の第1スタジオが放火され、社員36人が死亡、32人が重軽傷を負った事件では去年12月に、無職の青葉真司被告(43)が殺人や放火などの罪で起訴されています。

裁判の前に争点や証拠を絞り込む「公判前整理手続き」の1回目の期日はまだ決まっていませんが、京都地方裁判所は、青葉被告の刑事責任能力について調べるため、2度目となる専門家による精神鑑定を行う決定をしたことが関係者への取材で分かりました。

弁護側からの請求を受けて決めたとみられ、すでに鑑定は始まっているということですが、裁判所は期間などについて明らかにしていません。

青葉被告に対しては、検察が起訴前の去年6月から半年間、鑑定留置を行い、専門家による精神鑑定の結果、刑事責任を問えると判断しています。

裁判では、2度目の鑑定結果も踏まえて、被告の刑事責任能力などが争点になるとみられ、初公判までにはかなりの時間がかかる見通しです。