党首は何を訴えた? 衆院選公示 選挙戦スタート

第49回衆議院選挙が公示され、12日間の選挙戦に入りました。今回の選挙は与党が過半数の議席を確保して連立政権を継続するのか、野党が勢力を伸ばして政権交代を実現するのかが最大の焦点です。各党の党首は支持を訴えました。

自民 岸田首相「成長と分配の好循環で未来切り開く」

岸田総理大臣は福島市で「皆さん一人一人が皆さんの未来を、そして日本のあすを選び取る大変重要な選挙だ。まずはコロナ対応で予防と検査、そして治療の一貫の流れが出来上がることは、私たちの生活にできるだけ平時に近い社会経済活動を取り戻すうえで大変大きいことだ。ぜひ、日本の経済をしっかりとまず大きくし、成長の果実を皆さん一人一人の所得や給与という形で分配をしていく。そして皆さんに思い切ってお金を使ってもらうということになると次の成長につながっていく。こうした成長と分配の好循環を日本において実現することによって、私たちは新しい日本の未来を切り開いていくことができるのではないか」と訴えました。

立民 枝野代表「まっとうな政治を取り戻そう」

立憲民主党の枝野代表は松江市で「選挙の争点の1つは新型コロナ対策だ。この2年近くいたんできた経済。店を再開できると言っても仕入れのための金もない。こうした皆さんにしっかりと補償することが今こそ重要だ。また、アベノミクスと称する経済政策で一部の大きな企業などは大きく潤ったが、日本の経済は成長していない。所得を再分配して『一億総中流社会』を取り戻し、老後や子育て、それに教育や雇用の不安を小さくしていくことこそが何よりもの経済対策だ。まっとうな政治を取り戻そう」と訴えました。

公明 山口代表「日本再生へ新たな挑戦を掲げ戦っていく」

公明党の山口代表は川崎市で「日本再生へ新たな挑戦を掲げて戦っていく。日本の将来を担う子どもたち、若い皆さんを応援するために公明党は『未来応援給付』を提案している。0歳から18歳、高校3年生の年代まで1人一律10万円相当の給付を行う。国会議員と地方議員がネットワークを結んで皆さんと対話をして、きめ細かに政策に練り上げて実行していく。連立政権に公明党がいることが大切だ」と述べました。

共産 志位委員長「国民の声が生きる新しい政権をつくろう」

共産党の志位委員長は東京 新宿で「格差と貧困をひどくし『国政私物化疑惑』にまみれ『コロナ失政』で多くの犠牲を出した『安倍・菅政権』を引き継ぐ岸田政権に、この国の政治を任せるわけにはいかない。今こそみんなで力を合わせて政権交代を実現し、国民の声が生きる新しい政権をつくろう」と訴えました。

維新 松井代表「納得できない税金の使い方を見直す」

日本維新の会の松井代表は大阪市で「分配しようと思えば、まず一番最初に改革をやる。分配するための原資、お金をどうするか。まず、今までの税金の使い方でおかしいむだなところにぐっとメスを入れていく。納税者からみて全く納得できない税金の使い方を見直して、そこで財源を確保する。これしか分配をするための手段はありません」と訴えました。

国民 玉木代表「大切なものを取り戻す選挙だ」

国民民主党の玉木代表は長崎市内で「この間、傷ついた2つの大切なものを取り戻す選挙だ。1つはコロナで傷ついた経済や暮らし、社会を立て直すこと。2つ目にわれわれが回復しなければならないのは政治に対する信頼だ。うそや偽りのない正直な政治を取り戻そうではないか」と訴えました。

れ新 山本代表「積極的財政を推し進めたい 消費税は廃止だ」

れいわ新選組の山本代表は東京 新宿で「コロナが来る前から、この国はすでに地盤沈下した経済の中、多くの人々が苦しんでいる。積極的財政を推し進めたいと考えており、その中の1つとして消費税は廃止だ」と訴えました。

社民 福島党首「生存のための政権交代を訴えていく」

社民党の福島党首は広島市内で「自民党のコロナ対策はあまりに後手後手、あまりにケチケチ、あまりにとんちんかんではないでしょうか。社民党は生存のための政権交代を訴えていく」と述べました。

N党 立花党首「スクランブル放送 実現を」

「NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で」の立花党首は東京 渋谷で「NHK受信料は税金ではなく公共料金で、制度をもっと公平にするにはスクランブル放送を実現するしかない。変えるには政治の力が必要だ」と訴えました。