ミャンマー軍トップ 特使受け入れでASEANと交渉継続の姿勢

ASEAN=東南アジア諸国連合が来週の首脳会議に招かないことを決めた、ミャンマー軍のトップは18日、ASEANとの対立の要因になっている特使の受け入れをめぐって交渉を続ける姿勢を示し、どの程度の歩み寄りをみせるかが焦点になります。

ミャンマー情勢が混迷を深める中、ASEANは特使を派遣し、クーデターで実権を握ったミャンマー軍と民主派勢力を仲介しようとしていますが、軍が協力的ではないことを理由に、26日からの首脳会議にミャンマー軍のトップ、ミン・アウン・フライン司令官を招かないことを決めました。

これについて司令官は18日のテレビ演説で「ASEANの特使の要求の中には、交渉の余地がないものがある」と述べ、特使と、アウン・サン・スー・チー氏らとの面会などをめぐって、立場に隔たりがあることを示唆しました。

また「悪化する暴力は軍に抵抗する勢力がもたらしているのに、誰も止めようとしない」と述べ、ASEANの対応に不満を訴えました。

一方で司令官は「交渉と協議はまだ続いている。ASEANの一員として最善を尽くす」と述べて、特使の受け入れに向けて引き続き交渉を続ける姿勢を示しました。

内政不干渉を原則とするASEANが異例の厳しい対応をとる中、ミャンマー軍がどの程度の歩み寄りをみせるかが、今後の焦点になります。