ナウマンゾウ化石発見の地層 発掘調査始まる 北海道 幕別町

ナウマンゾウの化石が見つかった北海道の幕別町忠類地区で、18日から発掘調査が始まりました。

昭和44年にナウマンゾウの化石が工事現場から偶然見つかった幕別町の忠類中当では、おととしから発掘調査が再開されています。

ことしの発掘は学芸員など7人が参加し、最初に重機で40センチから1メートルほどの深さに掘る作業が行われました。

そしてナウマンゾウが見つかったおよそ12万年前の地層で、スコップやスプーン、それに掃除機などの道具を使って慎重に土を取り除いていました。
去年の調査では、大小さまざまな足跡とみられるくぼみが22個発掘されていて、18日の発掘でもナウマンゾウと同じ時代に生きた虫の羽の化石が見つかっていました。

幕別町教育委員会の学芸員添田雄二さんは「12万年前の北海道の様子を探れる証拠がここでたくさん見つかっている。ことしの調査では真実に迫れるような保存状態のよい化石が見つかってほしい」と話していました。

ことしの発掘調査は今月22日まで続き、一般の人も見学できるということです。