東京都 新型コロナ 6人死亡 40人感染 ことし最少

東京都内では17日、一日の数としては、ことしに入って最も少ない40人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
また、都は、感染が確認された6人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は17日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて40人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

今月11日の49人を下回り、ことしに入って最も少なくなりました。

また、100人を下回るのは9日連続で、1週間前の日曜日より20人減りました。

17日までの7日間平均は60.4人となり、前の週の52.7%です。

都の担当者は「減少傾向が続き、40人という少ない数になったが、ウイルスがなくなったわけではないので、手洗いや消毒、マスク着用などの対策を続けてほしい」としています。

17日に確認された40人のうち、感染経路がわかっているのは16人で、このうち11人が家庭内感染でした。

一方、都の基準で集計した17日時点の重症の患者は、16日と同じ35人でした。重症患者を含む17日時点の入院患者は16日より13人減って377人でした。

また、都は、感染が確認された20代と、50代、それに70代の男女合わせて6人が死亡したことを明らかにしました。

このうち、20代の女性は、コロナとは関係のない、事故などほかの理由で死亡し、その後の検査で感染していることがわかったということです。

また、70代の女性は自宅で倒れているのを同居する家族が見つけましたが、死亡が確認され、その後の検査で感染していることがわかったということです。

これで都内で感染して死亡したのは3089人になりました。