秋田 伝統の「竿燈」 イベントで披露 コロナで夏の祭りは中止

数多くのちょうちんをぶら下げた竹ざおを、手や肩に乗せて披露する秋田市の「竿燈まつり」が新型コロナウイルスの影響で中止となったことを受けて、17日、市内で規模を縮小する形で演技が行われ、勇壮な技に多くの人が見入っていました。

秋田市の「竿燈まつり」は、東北を代表する夏祭りで、例年8月に行われていますが、ことしは新型コロナウイルスの影響で去年に続いて中止となったことから、JR秋田駅前で開かれたイベントで「竿燈」の演技が披露されました。

演技を行う「差し手」などおよそ30人は、事前にPCR検査を受け、演技中もマウスシールドを着けるなどして、感染防止対策を徹底しました。

17日の秋田市内は風が強く、差し手たちは重さがおよそ50キロあるという竿燈のバランスをとるのに苦労しながら、手のひらから肩にさおを移し替えるなどの妙技を見せていました。

2歳の子どもを連れた20代の女性は「去年もことしも『竿燈まつり』がなかったので、子どもに生まれて初めて見せることができました」と話していました。

差し手の1人の高校3年生の男子生徒は「3歳のころから毎年、『竿燈まつり』に参加してきました。きょうは満足のできる演技はできませんでしたが、お客さんの前で披露できて楽しかったです」と話していました。