衆院選 “投票用紙の発送” “啓発看板設置”各地で準備進む

衆議院が14日に解散されたことを受け、各地で19日の公示、31日の投開票に向けて準備が進められています。

投票用紙を発送 福島

福島県では県の選挙管理委員会から県内各市町村に向けて投票用紙が発送されました。

15日は午前7時半すぎから福島県庁の玄関前で、県の職員およそ30人が台車に乗せて運び出した投票用紙の入った段ボール箱500箱余りを4台のトラックに積み込みました。

そして、県選挙管理委員会事務局の深谷一夫局長が「今後の日本の進路と福島の復興や将来につながる重要な選挙です。間違いがないように気をつけて届けてほしい」と訓示しました。
このあとトラックは福島県内各地に向けて出発しました。

投票用紙は小選挙区が淡い水色、比例代表が薄いピンク色、同時に行われる最高裁判所の裁判官の国民審査がうぐいす色です。

今回発送されたのはそれぞれ161万4000枚と、有権者の減少にともなって前回・4年前よりも8万1000枚ずつ減っています。

投票用紙は15日のうちに福島県内すべての市町村に届くことになっています。

出発を見送った深谷局長は「若い世代も含めて積極的に投票所に足を運んでいただきたい」と話していました。

「選挙の7つ道具」を点検 松江

島根県庁では、立候補者が選挙運動で使用する腕章や旗などのいわゆる「選挙の7つ道具」の点検が行われました。

「選挙の7つ道具」は、選挙期間中に運動員が付ける腕章や選挙事務所にかける標札、街頭演説の際に掲げる旗などのことで公職選挙法で着用や掲示が義務づけられています。

「7つ道具」は立候補の届け出の際にすべての候補者に交付されることになっていて、島根県庁では今月19日の公示を前に選挙管理委員会の職員5人が点検作業を行いました。

職員は、腕章などに記載された文字に誤りがないかや、決められた数量がそろっているかを丁寧に確認していました。

島根県選挙管理委員会の山根伸司さんは「7つ道具は公正な選挙を行うために欠かせない重要なものです。公正・公平・クリーンな選挙を推進していきたい」と話していました。

投票日知らせる啓発看板を設置 熊本

熊本県では31日の投票日に向けて啓発看板が設置されるなど準備が本格化しています。

15日は、委託を受けた業者が衆院選の投票日が今月31日であることを知らせる啓発看板を熊本市役所の別館に設置しました。

看板は縦1メートル、横4メートルで、期日前投票所の場所と期間が今月20日から30日まであることも書かれています。
市では、こうした看板を期日前投票所が設けられる区役所や、まちづくりセンターなど合わせて20か所に設置することにしています。

一方、熊本市中央区の県警察本部では15日午前、選挙違反の捜査を担当する刑事部捜査2課の部屋の入り口に選挙違反取締本部の看板が取り付けられました。

また、県内23のすべての警察署にも取締本部を設置し、選挙違反の取り締まりにあたることにしています。