岸田首相 16日から東北3県訪問 政府復興推進会議

岸田内閣の発足後初めてとなる政府の復興推進会議が開かれ、岸田総理大臣は、16日から、岩手、宮城、福島の3県を訪れ、被災者から車座で話を聴くなど、今後の復興を着実に進めていくと強調しました。

政府は、15日、総理大臣官邸で、岸田総理大臣とすべての閣僚が出席し、岸田内閣の発足後初めてとなる復興推進会議を開きました。

この中で岸田総理大臣は「東日本大震災の発災から11年目を迎え、被災地の方々のたゆまないご努力により、復興は着実に進展しているが、福島の復興再生は、いまだ現在進行形だ」と述べました。

そのうえで、東京電力福島第一原発のトリチウムなどの放射性物質を含む処理水を海に放出する方針をめぐる風評対策の徹底や、原発周辺の帰還困難区域のうち避難指示解除の見通しが立っていない地域への対応などに、政府が一丸となって取り組む考えを示しました。

そして、国民の声を真摯(しんし)に受け止め、形にするのが岸田内閣の方針だとして、16日からの2日間の日程で、岩手、宮城、福島の3県を訪れ、被災者から車座で話を聴くなど、今後の復興を着実に進めていくと強調しました。

最後に岸田総理大臣は「『東北の復興なくして日本の再生なし』という強い決意のもと、各閣僚は、全員が復興大臣であるという意識を共有し、被災者に寄り添い、被災地の復興に向けて全力を尽くしていただきたい」と指示しました。