14日、神戸市中央区のJR三ノ宮駅構内では有馬温泉の芸妓4人が駅の利用客に「有馬にぜひ遊びに来てください」などと、キャンペーンの利用を呼びかけました。
神戸市によりますと、新型コロナウイルスの影響で有馬温泉に観光で訪れた人は、おととしのおよそ161万人から去年はおよそ89万人と、ほぼ半分に減りました。
“兵庫県版Go Toトラベル” 有馬温泉の芸妓たちがPR 神戸
コロナ禍で打撃を受ける観光業界を支援するために14日から兵庫県版Go Toトラベルとも言える県独自のキャンペーンが始まり、県内有数の観光地、有馬温泉の芸妓たちが神戸市の中心部で利用を呼びかけました。
14日から始まった「ふるさと応援！ひょうごを旅しようキャンペーン」は、ワクチンを2回接種した兵庫県民などが感染対策の実施を条件に登録された県内の宿泊施設を予約して利用する場合、最大で5000円の割り引きなどを受けることができます。
有馬温泉観光協会の弓削次郎専務理事は「キャンペーンで土産物店なども含めて有馬温泉の経済全体の活性化を期待したいです」と話していました。