東京湾の干潟でプレジャーボート乗り上げ相次ぐ 不慣れ要因か

東京湾の自然干潟でプレジャーボートが乗り上げる事故がことしに入って相次ぎ、多くが初心者による事故だったことから、海上保安部は不慣れな操船が事故につながっているとみて注意を呼びかけています。

東京 江戸川区の葛西海浜公園の沖合に広がる「三枚洲」と呼ばれる自然干潟は、時間によっては歩けるほど水深が浅いことなどから周囲に「くい」が設置され、船の航行が制限されています。

船の利用者には広く知られていて、東京海上保安部によりますと去年まではプレジャーボートが乗り上げる事故は年に1件程度でしたが、ことしに入ってすでに5件相次いでいるということです。

このうち3人は免許取得から4か月以内の初心者で、1人は10年ぶりの操船だったということです。

日本海洋レジャー安全・振興協会によりますと、新型コロナウイルスの影響で密を回避できるマリンレジャーの人気が高まり、昨年度の小型船の操縦免許試験の合格者はおよそ7万2000人と、前の年度に比べて25%余り増えたということです。

海上保安部は不慣れな操船が事故につながっているとみて、危ない場所を事前に把握することや、出航前の船の点検を徹底するよう呼びかけています。