ゴルフ男子「日本オープン」あす開幕 中島啓太などが前日練習

男子ゴルファー日本一を決める「日本オープン」が14日に滋賀県で開幕するのを前に、世界アマチュアランキング1位の中島啓太選手などが前日練習を行いました。

2年ぶりに観客を入れて開催されることしの「日本オープン」は、大会のために1番から9番までのコースが改修された滋賀県栗東市の「琵琶湖カントリー倶楽部」を会場に、14日から4日間の日程で行われます。

改修したコースの設計を担当したのは、往年の名プレーヤーとして知られるグレッグ・ノーマンさんで、距離の長いパー4の3番やパー5の8番ではショットの飛距離と精度の両方が求められます。

一方で、ワンオンが狙える6番のパー4では、バンカーや池が新設され、選手たちのコース戦略が鍵を握ります。

13日は、選手たちが練習ラウンドを行い、先月の国内ツアーで史上5人目のアマチュア優勝を果たした21歳の中島選手は、ティーショットでねらう位置やグリーンの傾斜などを入念に確かめていました。

練習ラウンドのあと、中島選手は「セッティングは難しいが、しっかり挑戦していきたい。自分自身と向き合うことをテーマにして戦って、優勝争いに加わりたい」と話していました。

大会には、ほかにも2連覇を目指す稲森佑貴選手や、東京オリンピック代表の星野陸也選手などが出場し、NHKは大会のもようを総合テレビとBS1で4日間、生中継でお伝えします。

グレッグ・ノーマンさんがコースを改修

ゴルフの日本オープンの会場となる「琵琶湖カントリー倶楽部」は、この大会に向けて1番から9番ホールまでが改修され、その設計を往年の名プレーヤーとして知られるグレッグ・ノーマンさんが担当しました。

オーストラリア出身で、1980年代から90年代にかけて活躍したノーマンさんは、海外メジャーの全英オープンを2回制覇するなどアメリカツアーで通算20勝を挙げていて、ホホジロザメを意味する「ホワイト・シャーク」のニックネームで親しまれました。

日本ゴルフ協会を通してNHKにビデオメッセージを寄せたノーマンさんは、「マスターズで優勝した松山英樹選手など日本人選手の成功は、大きな関心を集めている。日本のゴルフへの情熱には感心するばかりで、松山選手やアマチュアの中島啓太選手の活躍は、日本選手のゴルフがいかに優れているのかを示している」と日本選手の活躍を評価しました。

そのうえで、「日本オープンは国を代表する最高峰の大会だ。私が改修に関わったコースは、優れた選手たちにとってもよい試練となるように準備されている。トーナメントは大きな成功を収めるだろう」と述べ、みずからが改修を手がけたコースでの選手たちの奮闘に期待を寄せました。