コロナ対策全体像 危機管理の観点から検討急ぐ考え 後藤厚労相

岸田総理大臣が、新型コロナウイルス対策の全体像の骨格を近日中に示す考えを示したことを受けて、後藤厚生労働大臣は、危機管理の観点から、病床や医療人材の確保のほか、自宅療養に対応できる体制整備などの検討を急ぐ考えを示しました。

新型コロナウイルスをめぐり、岸田総理大臣は、11日、衆議院本会議の代表質問で、病床や医療人材の確保などの対応策について、近日中に全体像の骨格を示すよう、関係閣僚に指示する考えを示しました。

後藤厚生労働大臣は、閣議のあと記者団に対し「関係大臣と協力して、さまざまな事態を想定し、ありとあらゆる対応ができる全体像を早急に示すよう作業を進めたい」と述べました。

そのうえで「治療薬を十分に使える体制や、病床や医療人材の確保をしっかり行うほか、自宅療養に十分対応できる体制を整えるなど、危機管理だということを前提に、どういう対応ができるか全体像を作っていきたい」と述べました。