小池都知事と岸田首相が会談 新型コロナ対策などで連携を確認

東京都の小池知事は岸田総理大臣と会談し、新型コロナウイルス対策などについて連携していくことを確認しました。

小池知事は8日夕方、総理大臣官邸を訪れ、岸田総理大臣が就任後、初めて会談しました。

この中で小池知事は、7日の地震の対応状況を報告するとともに、都内の新型コロナウイルスの新規陽性者は減少していて、12歳以上のワクチンの接種率が76%に上っていることを説明し「都民の命と健康を守るためにこれからも連携させていただきたい」と述べました。

これに対し岸田総理大臣は「ことしの夏の経験を踏まえて、病床の確保やフル稼働を行えるような体制も考えていかなければならない。ぜひ知事にもご協力いただきたい」と述べました。

会談のあと小池知事は記者団に対し「国と都の連携を確認し合うことができてうれしく思う」と述べました。