東京都 コロナ 18人死亡 138人感染確認 金曜日ではことし最少

東京都内では8日、新たに138人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。
7日間平均は、およそ1年ぶりに150人を下回りました。
また、都は、自宅療養中だった80代の男性を含む、感染が確認された18人が死亡したことを明らかにしました。

東京都は8日、都内で新たに10歳未満から90代までの男女合わせて138人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

200人を下回るのは7日連続です。

1週間前の金曜日より62人減り、金曜日としては、ことしに入って最も少なくなりました。

また、8日までの7日間平均は145.4人となり、去年9月28日以来、およそ1年ぶりに150人を下回りました。

感染経路がわかっている人の内訳は「家庭内」が40人と最も多く、次いで「施設内」が8人などとなっています。

一方、都の基準で集計した8日時点の重症の患者は、7日より2人減って68人でした。

重症を含めた8日時点の入院患者は7日より44人減って644人でした。

また、都は、感染が確認された40代から90代の男女合わせて18人が死亡したことを明らかにしました。

このうち80代の男性は、腎臓と肺に疾患があり在宅医療を受けていたため、感染の確認後も本人や家族の希望で自宅療養を続けていました。

ことし8月以降、自宅療養中に亡くなった人は58人になりました。

これで都内で感染して死亡した人は3000人を超えて3012人になりました。