「分福茶釜」の舞台の寺でかやぶき屋根のふき替え 群馬 館林

昔話の「分福茶釜」の舞台として知られる群馬県館林市の寺で、かやぶき屋根のふき替え作業が行われています。

館林市の茂林寺は、たぬきが茶釜に化けて恩返しをする昔話「分福茶釜」の舞台として知られ、観光地となっています。

寺によりますと、およそ300年前の江戸時代に改築された「本堂」はかやぶき屋根で、先月末から10人余りの職人たちがふき替え作業を行っています。

6日は、職人たちが屋根の傷んだかやを取り除きながら渡良瀬遊水地などで刈り取って1メートルほどに切りそろえたよしの束を敷き詰めていきました。

作業は天候に恵まれれば来月半ばに終わる見込みで、修繕をしながら使えば30年ほどもつということです。

職人の武山貞秋さんは「地元の貴重な建物なので、できるだけ昔の人たちの技法やふき方などをそのまま守り、自分たちがやったものが次の代まで残るように作業しています」と話していました。