愛知 リコール署名偽造 依頼された元会社代表 起訴内容認める

愛知県知事のリコール・解職請求の署名が偽造された事件で、署名活動団体の事務局長に依頼されてアルバイトを集めたとされる広告関連会社の元代表の初公判が開かれ、元代表は起訴された内容を認めました。

愛知県の大村知事のリコールを求める県民の署名が偽造された事件では、リコール活動団体の事務局長田中孝博被告(60)からアルバイトを集めるよう依頼されたとされる名古屋市の広告関連会社の元代表、山口彬被告(38)も地方自治法違反の罪に問われています。

山口元代表の初公判が5日、名古屋地方裁判所で開かれ、元代表は起訴された内容を認めました。

裁判で検察は「事務局長に『賛同を得ている後援会員の代筆のため人を集めてくれないか』と頼まれた。代筆は違法かもしれないが将来のビジネスチャンスをむだにしたくないと思った。後援会の人数は30から40万人といわれ同意を得ているのはうそだと思った」という元代表の供述内容を明らかにしました。

また検察は「元代表は『署名の代筆はだめですよね』と疑問を呈したが、事務局長から『不正はばれない』などと説得され、元代表の会社側は責任を負わないという条件を明記した発注書を作成し、事務局長がサインした」などと契約の経緯を述べました。

田中事務局長の裁判は9月始まり、認否を留保しています。