山際経済再生相 新型コロナ対策・財政健全化について考え示す

初入閣した山際経済再生担当大臣は、5日9時前、東京・永田町の合同庁舎に初めて登庁し、記者団に対して「しっかりやりたい」と述べ、大臣室に入りました。

新型コロナ対策「一寸の隙も作らず、継続しながら対処」

新型コロナ対策担当大臣を兼務する、山際大臣は、就任後初めての記者会見で「岸田総理大臣からは、新しい資本主義の実現、新型コロナウイルス感染症からの経済の正常化、財政健全化、感染対策と経済活動の両立、さらには新型コロナウイルスの安心確保のための取り組みの全体像を提示することなど、重要課題に取り組むように指示をいただいた。私の持てる力をすべて、この国のためにささげて、一歩一歩確実に課題解決に向けて進んでいかなくてはいけない」と述べました。

そのうえで、新型コロナウイルス対策について「さまざまな評価があることは認識しているが、これまで政府一丸となって進めてきたものがあるので、一寸の隙も作らず、継続しながら対処していくことが非常に重要だ」と述べました。

また、岸田総理大臣が、所得の増加によって、分厚い中間層の復活を目指すため「新しい資本主義実現会議」を立ち上げる考えを示していることについて「岸田総理大臣の考えと、よくすり合わせをしながら、可及的速やかに立ち上げに向けて動いていく所存だ」と述べました。

財政健全化「ちゅうちょなく機動的なマクロ経済運営を」

そして、財政健全化について「経済再生なくして財政健全化はないとの考えのもとで、新型コロナからの経済の正常化をはかりつつ財政健全化を目指すとの指示を総理からいただいた。この指示に基づいて、まずはちゅうちょ無く機動的なマクロ経済運営を行って経済を再生し、その後に財政健全化を実現していく。この順番を間違えないように進めていきたい」と述べ、まずは経済の再生を進めて、その後に財政健全化を目指すという考えを示しました。

西村前大臣から引き継ぎ

山際大臣は、西村・前大臣から業務の引き継ぎを受け、両大臣が、引き継ぎ書に署名しました。

西村・前大臣は「山際大臣とは、党でも一緒にやってきたが、もともと獣医師でもあり、私以上に感染症には詳しく、安心して引き継ぐことができる。党からしっかり応援できるようにしたい」と述べました。

これに対し、山際大臣は「西村・前大臣が作ってくださった土台を、維持、発展できるよう、引き続き、ご指導をお願いしたい」と述べました。