“横断歩道では歩行者優先を” リクガメがアピール 富山 高岡

信号機のない横断歩道を歩行者が渡ろうとしている際、必ず車に一時停止してもらおうと、富山県高岡市ではリクガメの「カメ太郎」が横断歩道での歩行者優先をアピールしました。

高岡警察署から「横断歩道おもいやり大使」に任命された「カメ太郎」はリクガメのオスで、体重は7キロ、甲羅の長さは38センチあり、8年前、横断歩道で車にひかれそうになったところを警察に保護されました。

4日はカメ太郎が飼育されている高岡市の古城公園で委嘱式が行われ「横断歩道おもいやり」と書かれた「たすき」をつけたカメ太郎が、横断歩道を模したシートの上を歩きました。

富山県は、去年のJAF=日本自動車連盟の調査で信号機のない横断歩道で一時停止する車の割合が10.7%と全国で4番目に低くなっていて、警察では今後、カメ太郎のイラストを使って横断歩道での歩行者優先を呼びかけることにしています。

高岡警察署の成田和典交通課長は「道路を利用するときは慌てず、ゆっくりとした気持ちを持つことが大事なので、カメのイメージはピッタリだと思います。ドライバーには横断歩道は歩行者優先だという意識を改めて持ってほしい」と話していました。