自民党副総裁に麻生氏 岸田新総裁が起用の方針固める

自民党役員人事で、岸田新総裁は副総裁に麻生副総理兼財務大臣を起用する方針を固めました。麻生氏は9年近くにわたって副総理兼財務大臣を務めてきました。

自民党の岸田新総裁は、1日に党役員人事を決定することにしていて、人選を進めています。

そして岸田新総裁は、副総裁に麻生副総理兼財務大臣を起用する方針を固めました。

麻生氏は衆議院福岡8区選出の当選13回で、81歳。
党内第2派閥の麻生派の会長を務めています。

昭和54年の衆議院選挙で初当選し、外務大臣や総務大臣、自民党の幹事長などを歴任したあと、平成20年9月に第92代総理大臣に就任しましたが、翌年の衆議院選挙で大敗し自民党は政権を失いました。

自民党が政権を奪回して平成24年に第2次安倍内閣が発足すると、副総理兼財務大臣に就任し、9年近くにわたって務めてきました。

この間、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の推進に中心的な役割を果たし、去年発足した菅内閣でも再任され、財務大臣としての在任期間は戦後最長となっています。

岸田氏としては、総理大臣経験者で財務大臣を長く務め、党内第2派閥の麻生派を率いる麻生氏を党の副総裁に起用することで、政権基盤を安定させるとともに、成長と分配の好循環を目指す経済政策など自身が掲げる政策を党側から推進するねらいがあるものとみられます。