東京 新型コロナ 12人死亡 218人感染確認 5日連続300人下回る

東京都内では30日、新たに218人が新型コロナウイルスに感染していることが確認されました。

5日連続で300人を下回り、30日までの7日間平均も、およそ半年ぶりに300人を下回りました。

都の担当者は「緊急事態宣言は解除されるが、引き続き感染防止対策に留意して、リバウンドを防ぐための行動をお願いしたい」と呼びかけています。

東京都は30日、都内で新たに10歳未満から100歳以上までの男女合わせて218人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

300人を下回るのは5日連続です。

1週間前の木曜日より313人減り、半分以下になりました。

また、30日までの7日間平均は257.6人となり、ことし3月20日以来、およそ半年ぶりに300人を下回りました。

30日の218人の年代別は、
▽10歳未満が14人
▽10代が18人
▽20代が63人
▽30代が37人
▽40代が29人
▽50代が26人
▽60代が12人
▽70代が9人
▽80代が5人
▽90代が4人
▽100歳以上が1人です。

都の担当者は「緊急事態宣言は解除されるが、外出の際は人混みを避けるなど、引き続き感染防止対策に留意して、リバウンドを防ぐための行動をお願いしたい」と呼びかけています。

感染経路がわかっている人の内訳は、
▽「家庭内」が64人で最も多く、
次いで
▽「職場内」が13人でした。

これで、都内で感染が確認されたのは37万5416人になりました。

このうち、9月の感染確認は3万1842人でした。
第5波がピークを迎えた8月は12万5606人で、9月はおよそ4分の1になりました。

30日時点で入院している人は、29日より101人減って1080人でした。

「現在確保している病床」が68床増えて、30日から6651床になったため「病床に占める割合」は16.2%です。

都の基準で集計した30日時点の重症の患者は、29日より7人減って100人で、重症患者用の病床に占める割合は19.9%です。

重症患者の年代別は、
▽10歳未満が1人
▽20代が3人
▽30代が1人
▽40代が11人
▽50代が43人
▽60代が28人
▽70代が11人
▽80代が2人です。

また、都は、感染が確認された30代と、50代から90代の男女合わせて12人が死亡したことを明らかにしました。

これで、都内で感染して死亡した人は2920人になりました。