野党 臨時国会での予算委開催を重ねて要求 方針を確認

自民党の岸田新総裁の選出を受けて、野党側は、新内閣が発足すれば政治姿勢などをただす必要があるとして、来週召集される臨時国会では、十分な会期を確保し、予算委員会を開くよう、政府・与党に重ねて求めていく方針を確認しました。

自民党の岸田新総裁の選出を受けて、立憲民主党、共産党、国民民主党の国会対策委員長らは30日、国会内で会談しました。

この中では、10月4日に召集される臨時国会について、総理大臣の指名選挙を経て岸田内閣が発足すれば、衆議院選挙の前に基本的な政治姿勢や新型コロナウイルス対応などを国民の前でしっかりただす必要があるという認識で一致しました。

そして、臨時国会は、十分な会期を確保し、総理大臣による所信表明演説や各党の代表質問だけでなく、予算委員会も開くよう、政府・与党に重ねて求めていく方針を確認しました。

また、これに先立って、立憲民主党の安住国会対策委員長は自民党の森山国会対策委員長と会談し、臨時国会の会期を示すよう改めて求めたのに対し、森山氏は「新総裁のもとでの党の執行部が決まったあとに判断したい」と応じ、10月1日に改めて協議することになりました。

自民 森山国対委員長「昨夜 岸田新総裁と会期について話す」

自民党の森山国会対策委員長は記者団に対し「昨夜、岸田新総裁と会期について話し、所信表明演説は『しっかり述べる機会を』という気持ちを強く持っていることが分かった。会期をいつまでにするか決めることができなかったので『きょう中にいろいろな日程を詰めて、あす返事をする』とお願いした」と述べました。

立民 安住国対委員長「国会での議論が国民の話を聞くことに」

立憲民主党の安住国会対策委員長は記者団に「岸田新総裁は人の話を聞くことが長所だと言っているので、安倍前総理大臣や菅総理大臣と違い、野党の話にも耳を傾けてきちんと質疑に応じる人だと思う。国会で議論することが、国民の話を聞くことになると思うので、期待しているし、予算委員会は当然開くのだろうと思っている」と述べました。