【時系列まとめ】自民党総裁選 岸田氏 決選投票で新総裁に選出

自民党総裁選挙は、1回目の投票でいずれの候補者も過半数に届かず、決選投票の結果、岸田前政務調査会長が、河野規制改革担当大臣を抑えて、新しい総裁に選出されました。

新総裁選出に至るまでの流れなど、29日の動きを時系列でまとめました。

18:40ごろ 岸田氏が総裁のいすに ”責任の重さ感じる”

岸田氏は、党本部で初めての記者会見に臨んだあと、総裁室で総裁のいすに腰をおろしました。記者団が座り心地を尋ねると「まだ実感がわかないが、責任の重さみたいなものを感じる」と応じました。そして「総裁室には、歴代総裁の写真が飾ってあり、改めて自民党の歴史の重みを感じる」と述べました。

18:30すぎ 記者会見終了

岸田氏の記者会見は30分余りで終了しました。

党役員人事などについて

また党役員や閣僚人事については「中堅・若手の思い切った登用が必要だと申し上げてきた。ぜひ、そういった思いで人事に取り組んでいきたい。3人の総裁候補やほかの党の実力者もすばらしい才能や能力を持ってる。特に3人の総裁候補には、ぜひ党内でその能力をしっかり発揮していただけるようなことを考えていきたい」と述べ河野氏ら総裁選挙で争った候補のほか、中堅・若手を起用する考えを示しました。

”衆院選の目標は「与党で過半数」”

また岸田氏は衆議院選挙について「政権選択選挙なので、目標は与党で過半数だと思っている。衆議院の解散については、今後、政治状況もしっかり見極めたうえで、総理大臣として、しかるべき時期を判断していきたい」と述べました。

“わが国は「国難」の状況 ワンチームで取り組む雰囲気を”

記者会見の中で岸田氏は「わが国はいま『国難』と言われる厳しい状況にある。新型コロナウイルス対策に、これからもすべてをかけて必死に取り組んでいかなければならない。国民のみなさんが、コロナによって心をバラバラにされてしまっている状況に対して『みんなで頑張ろう』という心をしっかりと取り戻し、ワンチームとして、国難に取り組んでいく雰囲気を作っていかなければならない」と述べました。

18:00 新総裁選出の岸田氏 記者会見始まる

新総裁に選出された岸田氏の記者会見が党本部で始まりました。

17:30ごろ 野田氏 陣営報告会で「自民党の自由守られた」

野田幹事長代行は、陣営の報告会で「立候補は無理だという中で奇跡を起こしてくれた推薦人の皆さんに心からお礼を申し上げたい。国会議員票は、下馬評を覆して増やしていただいた。私が頑張ったのではなく、ここにいる人が頑張ってくれたおかげであり自民党の自由が守られた。これからも、いい政治をしていくことをお約束する」と述べました。

17:00ごろ 国民 玉木代表「安倍前首相の影響 強く表れた」

国民民主党の玉木代表は、記者団に対し「派閥の力学が反映され、安倍前総理大臣の影響が強く表れた。その影響のもとで、岸田氏がどれだけ政治の信頼回復を実現できるのか厳しく見定めたい。のろのろとスピード感のない対応をするようなら、中身が何も変わらない政権だとの批判が早晩出てくる。また、野党の意見も取り入れる、聞く耳を持った総理・総裁になるよう強くお願いしたい」と述べました。

16:45 共産 志位委員長「表紙かえても政治の中身変わらない」

共産党の志位委員長は、記者会見で「自民党が『安倍・菅直系政治』を選んだということだ。岸田新総裁は、9年間におよぶ『安倍・菅政権』の多くの期間を中枢で支えてきており、表紙をかえても政治の中身は変わらない。新型コロナ対応の無為無策や強権政治、腐敗政治で行き詰まった『自公政治』そのものを終わらせる政権交代こそ、いま求められている」と述べました。

16:30 公明 山口代表「連立政権の合意 速やかに結びたい」

公明党の山口代表は、記者団に対し「岸田新総裁の誕生を心からお祝い申し上げる。今後の政治を展望して新役員を決められると思うので自民党の新しい執行部とともに連立政権の合意を速やかに結びたい。この合意が、これから直面する課題や、国民の期待に応えていく重要な基本的方向性を示すものとなる」と述べました。

16:00ごろ 立民 枝野代表 「『安倍・菅政権』とどう違うのか」

立憲民主党の枝野代表は記者団に対し「『自民党は変わらない、変われない』ということを示す結果となった。岸田氏には、自民党の新総裁として『安倍・菅政権』とどう違うのかを説明すべきだ。臨時国会では、十分な日程をとって、予算委員会で一問一答で考えをぶつけ合いたい」と述べました。

16:00前 維新 松井代表「旧態依然とした体質をさらけ出した」

日本維新の会の松井代表は、記者団に対し「永田町の派閥の論理だ。永田町の常識は世間の非常識で、党内の権力争いの中で、旧態依然とした体質をさらけ出したということだ」と述べました。
そのうえで「これまでも是々非々で与党・政府と対じしてきたが、これからも変わらない。岸田氏は『新自由主義からの脱却』と言っているが、今の日本は非常に規制緩和が遅れている。岸田氏の言っていることはよくわからず党首討論で聞いていきたい」と述べました。

16:00ごろ 佐藤総務会長「国民に分かりやすい発言を」

自民党の佐藤総務会長は、記者団に対し「総裁は自民党のリーダーであり、選挙の顔になるので、岸田新総裁には、国民に分かりやすい発言をお願いしたい。衆議院選挙が迫る中、みんな新総裁に期待しているので、まずは選挙を乗り切ることを第1に考えて欲しい」と述べました。

16:00ごろ 二階幹事長「迅速に政策に対応するリーダーシップを」

二階幹事長は、記者団に対し「新しく党首が変わったので、また新鮮な感覚で、党員や国民の隅々に至るまで意見をよく吸収し、しっかりとそれに応えてもらいたい。希望を言えば、迅速にスピード感を持って政策に対応するリーダーシップを期待したい。われわれは全力で、いかなる立場にあろうとも、みんなで協力しあうことを誓いたい」と述べました。

16:00ごろ 「岸田新総裁に党役員人事一任」を決定

自民党は両院議員総会のあと、臨時の役員会や総務会を開き、岸田新総裁に党の役員人事を一任することを決めました。

16:00前 河野氏「またチャンスがあればしっかりやっていきたい」

決選投票で敗れた河野規制改革担当大臣は記者団に対し「非力な候補者をここまで応援してくれた、多くの仲間や党員、国会議員、国民の皆さんに、私の力不足をおわび申し上げるとともに、ここまで支えてくださったことに改めて感謝申し上げたい」と述べました。
そのうえで「結果が出たので、自民党として、また1つにまとまって歩み始めなければならない。岸田新総裁にはしっかりと日本のかじ取りをしていただけると思っているし、全力で支えていきたい」と述べました。
また河野氏は、再び総裁選挙に挑戦するか問われたのに対し「結果が出たので、これから前を向いていきたい。またチャンスがあれば、しっかりやっていきたい」と述べました。

15:40すぎ 野田氏「岸田氏の『聞く力』でしっかりと答えを」

野田幹事長代行は、記者団に対し「私も知らない心ある国会議員の票をいただき大変嬉しく思っている。岸田氏は衆議院議員の初当選同期でとても誠実な人だ。コロナ禍で不安を抱えている人や厳しい経済環境にいる人もたくさんいて解決していかなければならない問題がある。岸田氏の『聞く力』で、そこにしっかりと答えを出してもらいたい。私も協力できるところはする」と述べました。
一方、野田氏は、今後も総裁選挙に挑戦するか問われたのに対し「推薦人が集まればいつでも頑張る。これからは応援してくれる人に不自由をかけないためにも、一定のグループの中で活動できたらいいと考えている」と述べました。

15:40すぎ 高市氏 陣営会合で「国会議員票100票超 感謝」

高市前総務大臣は、陣営の報告会で「身に余る結果を残すことができたが、選挙は勝ち負けであり、重く受け止める。党員票が足りなかったのは、私の不徳の致すところだが、国会議員票が100票を超え、支持する議員が紡いでくれた絆のおかげで感謝している」と述べました。そのうえで「私は歩みを止めない。今からが大事な時期であり、岸田新総裁を支え、こんどの衆議院選挙や来年の参議院選挙を勝ち抜いていこう」と呼びかけました。

このあと高市氏は記者会見で、岸田新総裁に望む政策について「経済安全保障の強化が私たちの命や暮らしを守るために非常に重要なのでしっかりと取り組んでもらいたい」と述べました。

15:30ごろ 岸田氏 陣営報告会で「心から感謝」

岸田新総裁は陣営の報告会で「決起大会で送り出してもらってから、いまの瞬間まで、本当に長い時間だったような気がする。票の数字が出てくるたびに、お世話になった皆さんの顔が浮かんできて心から感謝を感じた」と振り返りました。
そのうえで「総裁選挙の勝利が目標ではない。自民党を再び国民政党として国民に支えていただける政党に生まれ変わらせなければならない。衆議院選挙と参議院選挙でしっかりと勝利を得て、日本の民主主義と安全のために努力していきたい。ぜひ、ともに日本のため自民党のために走ってください」と訴えました。
そして岸田氏は、出席した議員から「岸田」コールが沸き起こる中、一人ひとりとことばを交わして感謝を伝えていました。

15:30すぎ 政府分科会 尾身会長「強いリーダシップを」

NHKの取材に対し尾身会長は「新政権には、ワクチン接種率のさらなる向上や検査体制の拡充に加え、治療薬に素早くアクセスできるような医療体制の強化、さらにQRコードを生かした感染経路の調査や、換気のための二酸化炭素モニターといった科学技術のフル活用など、新型コロナの『総合的対策』を進めるために強いリーダーシップを発揮していただきたい。そうすれば、感染レベルを低く抑えられ、人々が少しずつ日常生活を取り戻すことができるのではないかと考えている」と話しています。

15:15ごろ 岸田氏「明るい日本の未来を目指して努力する」

新総裁に選ばれた岸田文雄氏は、両院議員総会で「総裁選挙は終わりノーサイドだ。全員野球で一丸となって衆議院選挙と参議院選挙に臨んでいく」と述べ、挙党態勢を構築し衆議院選挙などに臨む考えを示しました。
最後には「さっそくきょうから全力で走り始める。全国の党員の皆さん、国会議員の皆さん、ぜひ一緒に走って頂きたい。岸田文雄の特技は人の話をしっかり聞くということだ。皆さんと一緒に、開かれた自民党、そして明るい日本の未来を目指して努力する覚悟だ」と決意を示しました。

15:10ごろ 菅首相「新総裁のもと一致団結を」

菅総理大臣は、両院議員総会であいさつし「岸田新総裁の誕生を心からお祝い申し上げる。また、3人の候補の健闘をたたえたい。すばらしい論戦を展開し、それぞれの政策を具体的に議論し磨き上げることで、自民党の底力を国民に示してくれた」と述べました。
そして「衆議院議員の任期は日々、差し迫ってきている。岸田新総裁のもとに自民党が一致結束し、この戦いを勝ち抜かなければならない。みなさんの協力をお願いする」と呼びかけました。

15:00すぎ 岸田氏の地元 広島市では新聞の号外も

岸田前政務調査会長の地元の広島市では、新聞の号外も配られました。
市民からは期待の声が相次いで聞かれ、このうち50代の会社員の男性は「地元の人だし、誠実で信頼できる人なので選ばれて良かったと思います。政治と金の問題が指摘されているのでクリーンな政治をして欲しいです。また、被爆地・広島からの総裁として、核兵器の廃絶のために日本がしっかりリードするよう取り組んで欲しいです」と話していました。50代の女性は、「岸田さんに期待しています。新型コロナウイルスの感染拡大で医療従事者の方が一生懸命頑張っているので、感染の収束に向けて努力して欲しいです」と話していました。

15:00すぎ 決選投票の結果 岸田氏が新総裁に選出される

決選投票の結果、岸田氏が河野氏を抑えて新しい総裁に選出されました。

決選投票の結果は
岸田氏が国会議員票249票、都道府県票8票の合わせて257票、
河野氏が国会議員票131票、都道府県票39票の合わせて170票でした。

15:00 株価は値下がり“決選投票決まった時一時下げ幅拡大”

日経平均株価の29日の終値は前日より639円67銭安い、2万9544円29銭でした。日経平均株価が終値として3万円を下回るのは今月22日以来。市場関係者は「午後の取り引きに入ってから、自民党総裁選挙の開票結果に注目が集まった。取り引き時間中に新総裁の決定には至らなかったが、1回目の投票の結果、決選投票の実施が決まった時に、一時下げ幅が拡大する場面もあった」と話しています。

14:40ごろ 決選投票の投票終了

国会議員による決選投票の投票が終わり、再び投票箱が閉鎖され開票作業が始まりました。

決選投票「党員票」 両候補の獲得見通しは

NHKのまとめによりますと、決選投票の「党員票」は、47都道府県のうち岸田氏が8票、河野氏が39票を獲得する見通しとなっています。岸田氏が獲得する見通しとなっているのは、広島、山梨、山口など8つの県、河野氏が獲得する見通しとなっているのは、東京、神奈川、愛知など39の都道府県となっています。

決選投票の流れは

決選投票は、国会議員が1人1票の382票と各都道府県連に1票ずつ割りふられた47票の合わせて429票で争われます。
各都道府県連の1票は、党員投票の結果に基づき、上位2人のうち得票数が多い候補者が自動的に獲得する仕組みです。

14:00すぎ 過半数票獲得の候補なく岸田 河野両氏の決選投票へ

国会議員票と党員票の開票の結果、4人の候補者はいずれも過半数を獲得できず、1位の岸田前政務調査会長と2位の河野規制改革担当大臣の上位2人による決選投票が行われることになりました。

全国の党員・党友の投票で配分が決まる「党員票」は、河野規制改革担当大臣が169票と最も多く、次に岸田前政務調査会長が110票、高市前総務大臣が74票、野田幹事長代行が29票獲得しました。

13:40 開票作業が始まる

閉鎖された投票箱が開けられ、開票作業が始まりました。

13:30すぎ 国会議員の投票終わる

衆参両院のおよそ380人の国会議員の投票が終わりました。
各議員はそれぞれ手の消毒をしたうえで壇上で投票しました。

そして不在者投票の票が投じられ投票箱が閉鎖されました。

各派閥の動向は

13:00すぎ 国会議員の投票始まる

東京 港区のホテルで午後1時から開かれている両院議員総会で、国会議員の投票が始まりました。

正午すぎ 岸田氏陣営会合 100人超の国会議員が出席

岸田前政務調査会長の陣営は、投開票を前に、会場のホテルで会合を開き、100人を超える国会議員が出席しました。この中で岸田氏は「国民の中に、政治が信頼できないという悲痛な声があふれており、誰よりも早く総裁選挙に手を挙げた。政策論争を繰り広げる中で、自民党が政治の幅広い選択肢を示すことができる国民政党だと示すことができた」と述べました。その上で「訴えてきた政策をなんとしても実現しないと、日本はどこへ行ってしまうのかという新たな危機感を感じている。最後の最後まで緊張感を切らさず、強い覚悟で勝利に向けて努力していきたい」と述べました。そして岸田氏は、出席者から拍手で送り出されました。

正午 河野氏陣営会合 小泉環境相や石破元幹事長ら約90人出席

河野規制改革担当大臣の陣営は、投開票を前に会場のホテル内で会合を開き、小泉環境大臣や石破元幹事長らおよそ90人が出席しました。この中で河野氏は「衆議院選挙に向けての大きな追い風をつくるのが、この総裁選挙だ。国民の声に耳を傾け、思いを正面から受け止める自民党を実現するために、みなさんとともに戦い、しっかりと勝ち抜いていきたい。新しい日本を前に進めるため皆さんのお力を貸してほしい」と訴えました。そして出席者全員で「ガンバロー」を三唱し、拍手をして結束を確認しました。

11:50現在 党員票 各候補の得票率(NHKまとめ)

NHKの取材によりますと、午前11時50分現在、「党員票」は、開票作業が終了している11の都道県を合わせて、
河野規制改革担当大臣が最も多い10万1890票で得票率はおよそ46%。
岸田前政務調査会長が6万247票で得票率はおよそ27%。
高市前総務大臣が4万5494票で得票率はおよそ20%。
野田幹事長代行が1万6140票で、得票率はおよそ7%となっています。

11:30ごろ 官房長官「候補者間で我が国の課題の議論深まった」

加藤官房長官は、午前の記者会見で「候補者の間で、わが国が抱える対応すべき課題についての議論が建設的に行われ深まったという認識だ。足元では、新型コロナ対策など、引き続き対応すべき課題は山積している。経済をどう回復させていくかや成長戦略、グリーン、デジタル化、さらには安全保障、外交といった課題がさまざまある。こうした点は、次の政権に引き継いでいきたいし、その中でしっかり対応していただきたい」と述べました。

体調不良の岸防衛相は不在者投票

岸防衛大臣は、体調不良のため28日から公務を取りやめていて、自民党総裁選挙も、国会議員による投票が行われる東京都内のホテルには行かず、不在者投票の手続きをとったいうことです。

竹下派の参院議員 1回目“各自の判断” 決選投票“岸田氏”

竹下派に所属する参議院議員は午前、国会内で会合を開き、関口参議院議員会長や尾辻元参議院副議長ら20人全員が出席して、総裁選挙の対応について協議しました。その結果、1回目の投票はそれぞれの判断に委ねる一方、決選投票で岸田前政務調査会長が2位になった場合には、原則として岸田氏に投票することを決めました。

11:00すぎ 岸田氏「あとは天命を待つのみ 勝利を確信」

自民党の岸田前政務調査会長は、国会近くの議員宿舎で記者団の取材に応じ「今も直前まで電話をかけるなど努力を続けてきた。やることはやり尽くしたという思いで、あとは天命を待つのみだ。勝利を確信している」と述べました。
また、身につけた青のネクタイについて「先月26日に立候補表明した時に、このネクタイをしていた。今回の総裁選挙の原点であり、あの時の思いや覚悟を思い返すため同じネクタイで開票に臨みたい」と述べました。

11:00 野田氏陣営が国会内で会合 拍手で送り出す

野田幹事長代行の陣営は、投開票を前に国会内で会合を開き、推薦人を中心に無派閥の議員や、二階派、竹下派などの議員、およそ20人が出席しました。この中で野田氏は「何も余計なことを考えずにひたすら走り抜けることができたのは、皆さんが私を信頼し、足らざる知識をたくさん与えてくれたからだ。自民党はまだまだ大丈夫、これからも大丈夫ということを、党員だけでなく、党の外にいる人たちにも届くよう最後まで全力を尽くして頑張りたい」と決意を述べました。そして、出席者全員で勝ちどきをあげたあと、拍手で野田氏を送り出しました。

11:00 高市氏陣営会合 細田派中心に国会議員約80人出席

自民党の高市前総務大臣の陣営は、投開票を前に、国会内で会合を開き、西村経済再生担当大臣や丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣など、細田派を中心におよそ80人の国会議員が集まりました。この中で、高市氏は「本当にすがすがしく、幸せな気持ちでけさを迎えた。政策に賛同し、損得勘定を抜きにして集まってくれた議員らに大変な力添えをもらった」と選挙戦を振り返りました。
そのうえで「今すぐ始めなければ間に合わない多くの政策を訴え、皆さんとともに政策を実現できる日を心待ちにしている。予想を吹き飛ばすぐらいの票が積み上がったと思う。きょうは勝ちに行こう」と訴えました。そして、出席者全員で「勝つぞ」と三唱したあと、高市氏を拍手で送り出しました。

10:30ごろ 野田氏「さまざまな論戦を通じて学びも多かった」

野田幹事長代行は、国会内で記者団に対し「与えられた環境ですばらしい推薦人や秘書の皆さんと、日々100%以上の活動ができ、本当に誇りに思っている」と述べました。
そのうえで「さまざまな論戦を通じて、学びも多かった。仲間と政策を考え、これから生きていく子どもたちや、今苦しんでいる人たちに手が届き、生きる喜びを見いだしていただきたいという一心で頑張ることができた」と述べました。

10:00すぎ 高市氏「政策に自信 必ず勝ちにいく」

高市前総務大臣は、国会内で記者団の取材に応じ「とてもすがすがしい気持ちだ。私が訴えた政策は今すぐ着手しなければならないものばかりで、政策に自信を持っている。多くの皆さんに感謝し、必ず勝ちにいく」と述べました。
また高市氏は、記者団から、決選投票になった場合の対応について問われたのに対し「陣営でいろいろ考えてもらっている。私には『ぎりぎりまでたくさん電話をするように』ということだったので、一切、私は関わっていない」と述べました。

各地で開票作業

各地で党員票の開票作業も始まっています。
このうち自民党神奈川県連は、横浜市内のホテルで午前10時から「党員票」の開票作業を行い、県連の関係者およそ50人が投票用紙を1枚1枚確認し、候補者ごとに振り分けていました。県連によりますと投票率は、過去2番目に高い68%ほどになる見通しだということです。
自民党神奈川県連の土井隆典幹事長は「菅総理が総裁に選出された前回よりも投票率が高い。4人が立候補しフルスペックで総裁選挙が行われたことで党員の関心が高まったことのあらわれだと思う」と話していました。

9:00前 河野氏「国民の支援を背にしっかり勝ち抜いていきたい」

河野規制改革担当大臣は、東京都内の議員宿舎で記者団の取材に応じ「やるべきことをしっかりやったので、あとは審判を待つだけだ。大勢の仲間や党員、地方議員の皆さんに支えていただき、多くの国民からエールを頂戴した。国民の支援を背に、しっかり勝ち抜いていきたい」と述べました。
このあと河野氏は、まだ態度を決めていない議員を中心に、みずから電話をかけるなどして、支持拡大を図りました。

自民党総裁選 投開票の流れ

「国会議員票」と「党員票」は、いずれも382票で合わせて764票です。
「国会議員票」は、今月29日に投票が行われ、その場で開票されます。

一方、党員・党友による投票は、投票所での直接の投票や、はがきなどで行われ、投開票日前日の今月28日までに締め切られます。党員投票が行われるのは3年ぶりで、投票権を持つのは、全国110万4336人です。
各都道府県連が集計した得票数を党本部でまとめ、382票がいわゆるドント方式で、候補者に配分されます。

「国会議員票」と「党員票」をあわせた有効票の過半数を獲得した候補者が新総裁に選出されます。
過半数の票を獲得する候補者がいなかった場合は、上位2人による決選投票になります。