“宣言”解除後 関東6県 飲食店の酒提供認めるも対応異なる

関東の6つの県に出されていた緊急事態宣言が解除されるのに合わせて、飲食店での酒類の提供が認められますが、各県で提供時間など対応は異なります。

関東の神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬などに出されていた緊急事態宣言は30日期限をもってすべて解除されます。

政府は感染対策をめぐり基本的対処方針を変更し、宣言が解除された地域では、飲食店の酒類の提供を認めますが、関東の6県では提供時間などそれぞれの対応は異なります。

神奈川県と埼玉県は、県の認証を受けた飲食店について午後8時までの酒類の提供を認めます。

千葉県は、県独自の厳しい基準で認証を受けた飲食店については制限を全面的に解除する方針です。

茨城県は、制限をすべて解除し、県内全域で飲食店での酒類の提供を認めます。

栃木県は、県内全域で飲食店での酒類の提供を認めるものの、新規感染者数が多い4つの市では午後7時半までの提供とするよう要請します。

群馬県は、県の認証を受けた飲食店について制限をすべて解除します。

各県は感染拡大を抑えるため、引き続き、県民に協力を求めることにしています。