フカヒレ約3500点を押収 密漁の疑い 南米コロンビアの空港

南米コロンビアの空港で香港に向けて違法に輸出されるところだったフカヒレおよそ3500点が押収され、現地の警察は、サメの商取引や加工が禁止される中、密漁の疑いがあるとして捜査を始めたことを明らかにしました。

南米コロンビアの首都、ボゴタの警察当局は、市内の空港から香港に向けて違法に輸出されるところだったフカヒレ3493点の入った箱を押収し、27日、密漁の疑いがあるとして捜査を始めたことを明らかにしました。

見つかったフカヒレは、体長が1メートルから5メートルのサメ、900匹から1000匹分に相当し、中国で高級食材とされる魚の浮き袋117キロも合わせて押収されました。

フカヒレと浮き袋は運送業者からの通報で見つかったということです。

コロンビアでは、サメの商取引や加工が禁止されていて、地元当局は「違法操業の可能性が極めて高く、海洋生態系に取り返しのつかない打撃をあたえる」と強い懸念を示しました。

南米では、数年前から中国の漁船によるとみられる大規模な操業が相次いでいて、サメなどの海洋資源の保護が各地で課題となっています。