イスラエル首相 就任後初めて国連で演説 イラン側を強く非難

中東のイスラエルのベネット首相が就任後初めて国連総会で演説し、敵対するイランについて「イランの核開発計画はすでに重要な地点まで達し、越えてはならないすべての線を越えた」と述べ、イラン側を強く非難しました。

イスラエルでは、ことし12年ぶりに政権が交代し、6月に就任したベネット首相が27日、初めて国連総会で演説しました。

この中で、ベネット首相は敵対するイランについて、核開発を進めて中東地域を支配しようとしていると主張し「イランの核開発計画はすでに重要な地点まで達し、越えてはならないすべての線を越えた」と述べ、強く非難しました。

そのうえで「イスラエルは、イランが核兵器を手にすることを許さない。われわれが真剣に核開発を止めようと考えれば、勝利をおさめることができる」と述べ、イラン側をけん制しました。

イスラエルと敵対するイランとの間では、去年から互いにみずからの攻撃と認めていないものの、双方が関係するとみられる船舶への攻撃が相次ぎ「影の戦争」とも呼ばれ、緊張が高まっていて、ベネット首相としては改めてイランへの対抗姿勢を鮮明にした形となりました。