デジタル庁 接待の事業者はNTT 平井デジタル相も2回同席

デジタル庁は、事務方のナンバー2にあたるデジタル審議官が国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けていたことについて、接待した事業者はNTTで、3回の接待のうち2回は平井デジタル大臣が同席していたことを明らかにしました。

デジタル庁は、事務方のナンバー2にあたる赤石浩一デジタル審議官が内閣官房のイノベーション総括官を務めていた去年、事業者から国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けていたとして、先週、減給の懲戒処分にしたと発表しました。

これについてデジタル庁は、事業者側の了解が得られたとして、赤石氏を接待したのはNTTだったと明らかにしました。

デジタル庁の説明によりますと、赤石氏が受けた3回の接待のうち2回は平井デジタル大臣が同席し、平井大臣がことし6月、接待をめぐって「週刊文春」の取材を受けた日に、NTT側にみずからと赤石氏の飲食代などを支払ったということです。

NTT「認識の甘さが原因 深く反省」

NTTは、デジタル庁の赤石デジタル審議官が国家公務員の倫理規程に違反する接待を受けたとして懲戒処分を受けたことについて「深くおわび申し上げます。法令に対する認識の甘さが原因で結果として法令違反を誘引することとなったものであり、大変深く反省しております。再発防止に努めてまいります」とコメントしています。

NTTはことし6月、総務省幹部への接待問題を受け、再発防止策として
▽利害関係のある政務三役や公務員との個別の会食は原則、実施しないことや
▽これに違反した場合は罰則を課すなどの新たな規程を設けています。

官房長官「不適切なものでないと認識と聞いている」

加藤官房長官は午後の記者会見で「平井大臣からは企業の方との一般的な意見交換で、特にいろいろな技術動向などにかかる意見交換という会食の趣旨から、大臣等規範に照らして不適切なものではないと認識していると聞いている」と述べました。