ミャンマー取材中の銃撃死から14年 長井健司さんの遺族が墓参

愛媛県今治市出身のジャーナリスト長井健司さんがミャンマーで取材中に銃撃され死亡してから14年となる27日、遺族が長井さんの墓を訪れ手を合わせました。

今治市出身の長井健司さんは2007年9月27日、ミャンマーのヤンゴンで軍事政権に抗議する大規模なデモを取材中に治安部隊の銃撃を受けて死亡しました。

長井さんが亡くなってから27日で14年になり、妹の小川典子さんが今治市内の霊園を訪れて墓前に花を手向け、手を合わせました。

長井さんの死亡についてミャンマー政府はこれまで偶発的な事故だったと説明していますが、「狙い撃ちにされた」という目撃証言もあり真相はわかっていません。

また、ことし2月のクーデター以降、ミャンマーでは軍による弾圧で1000人を超える市民が犠牲になっていて、真相究明は一層困難になっています。
典子さんは「クーデターで人々が被害にあう報道を見て、兄のことを思い出し怒りが込み上げました。日本政府には引き続き真相の究明や遺留品の返却を求めるとともに、ミャンマー国内が平穏を取り戻せるよう働きかけてほしい」と話しました。