菅首相が帰国 “クアッド”4か国首脳会議を終えアメリカから

クアッドと呼ばれる日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国による首脳会合に出席するため、アメリカを訪れていた菅総理大臣は一連の日程を終え、26日夕方、帰国しました。

菅総理大臣はアメリカ、オーストラリア、インドとのクアッド=4か国の首脳会合に出席するため、今月23日から4日間の日程でアメリカの首都ワシントンを訪れました。

会合で4人の首脳は覇権主義的な行動を強める中国を念頭に、「自由で開かれたインド太平洋」の実現に向けて基本的価値を共有する4か国のコミットメント・関与を再確認し、引き続きさまざまなパートナーとの連携を広げ、具体的な協力を積み上げていくことで一致しました。

そのうえで、新型コロナウイルス対策でワクチンの生産拡大やインド太平洋地域への供給を含めて協力していくことを確認したほか、インフラや宇宙、サイバー、クリーンエネルギーなどの分野でも協力を強化していくことで一致しました。

一連の日程を終えた菅総理大臣は午後4時ごろ、政府専用機で羽田空港に到着しました。

菅総理大臣は引き続き新型コロナウイルス対策に取り組み、28日にも19の都道府県に出されている緊急事態宣言の扱いを決定する見通しで、今月末に自民党総裁の任期が満了するのに伴い、退任します。

菅首相 感染状況などの報告受ける

新型コロナウイルス対策をめぐり、東京や大阪など19の都道府県に出されている緊急事態宣言の期限が今週30日に迫る中、訪問先のアメリカから帰国した菅総理大臣は、総理大臣公邸で、厚生労働省の樽見事務次官らから各地の感染状況や医療提供体制などについて報告を受け、病床の使用率が改善傾向にあることなどを確認しました。