大谷翔平 2打席連続タイムリー三塁打 打点98と初の「100」目前

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がマリナーズ戦で2本のタイムリースリーベースを打ち、打点も98まで伸ばして大リーグで初めての100打点が目前となりました。

大谷選手は25日、本拠地のカリフォルニア州アナハイムで行われたマリナーズ戦に2番・指名打者で先発出場し、1回、ノーアウト一塁での第1打席でインコースの変化球をとらえてライトフェンス手前まで運び、4試合ぶりのヒットとなるタイムリースリーベースで先制点をあげました。

3回の第2打席もノーアウト一塁で、ライト線へ2打席連続のタイムリースリーベースを打ちました。

エンジェルスはこの回、猛攻を見せて8対1とリードを広げなおツーアウト満塁で大谷選手に第3打席が回り、フルカウントから押し出しのフォアボールを選びました。

5回の第4打席はまたもノーアウト一塁で相手ピッチャーがストライクが入らず4球続けてボールでフォアボールとなり、6回の第5打席は150キロを超える速球に空振り三振でした。

大谷選手は3打数2安打3打点、フォアボール2つで、今シーズンの打点は98となり、大リーグ4年目で初めての100打点が目前です。

複数安打は4試合ぶりで、打率は2割5分7厘に上がりました。

エンジェルスは14対1で快勝しました。

アメリカンリーグのホームラン王争いは、トップに立つブルージェイズのゲレーロJr.選手とロイヤルズのペレス選手にホームランは出ず、45本の大谷選手が1本差で続いています。

ペレス選手は残り8試合、ゲレーロJr.選手と大谷選手は残り7試合です。

4試合で13四球 大リーグ記録に並ぶ

大谷選手はこの試合でフォアボールを2つ選んでここ4試合のフォアボールは合わせて13となり、前日に続いて大リーグ記録に並びました。

大谷選手は22日から24日の3試合で敬遠4つと勝負を避けられる場面が多く、フォアボールの合計が3試合で11となって大リーグの最多記録に並んでいました。

25日の試合では敬遠はありませんでしたが、フォアボール2つを選んでここ4試合の合計が13となり、1930年のベーブ・ルース、2016年のハーパー選手、今シーズンのグランダル選手と並び、4試合のフォアボール数でも大リーグ記録に並びました。

大谷選手の今シーズンのフォアボールは90でリーグ3位ですが、7月のオールスターゲーム以降の後半戦では52でリーグで最も多くなっています。

敬遠は17でリーグトップを独走しています。

チーム内でMVPと最優秀投手賞を獲得 ダブル受賞は初

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がことしのチーム内でのシーズンMVP=最優秀選手賞と最優秀投手賞に選ばれ、25日の試合前に受賞のセレモニーが行われました。

大谷選手は今シーズン、25日の試合前までに
▽バッターとしてホームラン45本、95打点、24盗塁をマークしていずれもチームトップで、
▽ピッチャーとしても同じくチームトップの9勝をあげて146の三振を奪うなどシーズンを通して投打の二刀流で圧倒的な活躍を見せています。

エンジェルスは25日、チームの選手間の投票で大谷選手がチームのシーズンMVPと最優秀投手賞をそれぞれ受賞したと発表しました。

投打ともに受賞するのは、大谷選手が初めてだということです。

エンジェルスのシーズンMVPはこれまで主砲のトラウト選手が2012年から9年連続で受賞していました。

大谷選手の受賞はことしが初めてで、初の受賞がいきなり投手との「ダブル受賞」となりました。

25日のマリナーズとの試合前にはセレモニーが行われ、大谷選手は記念のトロフィーを2つ持ってマッドン監督などと笑顔で記念撮影に応じていました。

11月に発表されるアメリカンリーグのシーズンMVPについても大谷選手に受賞の期待が高まる中で、まずはチーム内で史上初となる「投打の2冠」に輝きました。

投打 13項目でチームトップの成績

大谷選手は、今シーズンここまでチーム内では投打の13項目でトップの数字をマークしていて、投打のMVP受賞にふさわしい成績を収めています。

まず、25日の試合前までのバッターとしての成績です。

ホームラン45本はアメリカンリーグ3位で打点は98、盗塁は24でリーグ5位、得点は99、三塁打はリーフトップに並ぶ7本、フォアボールは90で、いずれもチームトップです。

打率は2割5分7厘でチームで3番目ですが、出塁率が3割7分1厘、長打率は5割9分6厘、そして出塁率と長打率を足した「OPS」も9割6
分8厘でチームトップです。

一方でリーグ4位の三振183とリーグトップの盗塁失敗10もチームで最も多くなっています。

次にピッチャーでの成績です。

勝ち星は9、奪三振が146、先発の回数は22、投球回数は123と3分の1イニングでいずれもチームトップです。

防御率3.28は規定投球回数に到達していないため、対象外となっています。

投打を合わせると大谷選手は13の項目でチームトップの数字をマークしていて、投打のMVP受賞にふさわしい成績を収めています。