札幌 2歳女児衰弱死事件 母親の交際相手 懲役13年の判決確定へ

おととし、札幌市で当時2歳だった池田詩梨ちゃんが衰弱した状態で放置され死亡した事件で、最高裁判所は母親の交際相手で保護責任者遺棄致死などの罪に問われた被告の上告を退ける決定をし、懲役13年の判決が確定することになりました。

住所不定、無職の藤原一弥 被告(26)はおととし、交際相手の娘の池田詩梨ちゃん(当時2)に暴行を加えてけがをさせたうえ、衰弱した状態で放置し死亡させた罪に問われ、無罪を主張していました。

1審の札幌地方裁判所は去年、「母親などの証言から被告が暴行を加えたことは明らかだ。暴行によって死亡したとまではいえないが食事をほとんど与えず、部屋に放置して死亡させた」と指摘して保護責任者遺棄致死と傷害の罪にあたると判断し、懲役13年を言い渡しました。

2審も1審と同じ判断をしたため被告側が上告していましたが、最高裁判所第1小法廷の深山卓也裁判長は25日までに退ける決定をし、懲役13年の判決が確定することになりました。

この事件では、詩梨ちゃんの母親も懲役9年が確定しています。