小田急切りつけ事件 防犯カメラ増やすなど対策求める 国交省

東京 世田谷区を走行中の小田急線の車内で乗客が切りつけられた事件を受けて、国土交通省は列車内や駅の防犯カメラを増やすことや、乗客が車内から緊急事態の発生を伝える「非常通報装置」の周知を徹底するなどの対策を全国の鉄道事業者に求めることにしています。

先月、東京 世田谷区を走行していた小田急線の車内で乗客が刃物で切りつけられ10人が重軽傷を負った事件を受け、国土交通省は、警備の強化や万が一、事件が起きても被害を最小限に抑えるための対策を取りまとめました。

具体的には、列車内や駅構内の防犯カメラを増やし、駅や在来線も含めた列車内の警備員などによる巡回の強化を図るとしています。

さらに、乗客が車内から緊急事態の発生を車掌などに伝える「非常通報装置」について十分に認識されていないことから、設置場所や使い方について、分かりやすく周知することなどを徹底するよう、全国の鉄道事業者に求めることにしています。

24日の記者会見で、赤羽国土交通大臣は「乗客が安心して利用できるよう鉄道事業者、警察などの関係機関の連携のもと、鉄道会社のセキュリティー強化にしっかりと取り組みたい」と話していました。