西郷隆盛の命日に例大祭 コロナで規模縮小 鹿児島

西郷隆盛の命日の24日、鹿児島市の神社ではコロナ禍の中、規模を縮小して例大祭が行われ、子孫や西郷を慕う人たちが郷土の偉人をしのびました。

幕末から明治にかけて活躍した西郷隆盛は、西南戦争で敗れ、144年前の明治10年9月24日、鹿児島市の城山で亡くなりました。

命日の24日、西郷や西南戦争の戦没者をまつる鹿児島市の南洲神社では例大祭が行われました。

ことしは新型コロナウイルスの影響で、薩摩琵琶の演奏などは行われず、去年に続いて宮司による神事のみが行われましたが、西郷の子孫や西郷を慕う地元の人たちなど、およそ60人が出席し、郷土の偉人をしのびました。

参加した人たちは神社の隣にある西郷の墓を訪れ、手を合わせていました。

西郷のひ孫の西郷隆文さんは「コロナ禍の今こそ、自分の事だけでなく他人のことも配慮する、西郷の『敬天愛人』の精神が必要だと思います」と話していました。

また、ひ孫の西郷吉太郎さんは「このような状況で例大祭が開かれ、感謝しています。西郷だけでなく、西南戦争で亡くなった人のために祈りたい」と話していました。