大谷 4四球ノーヒット ホームランはトップ2人と1本差のまま

大リーグ、エンジェルスの大谷翔平選手がアストロズ戦にフル出場しましたが、フォアボール4つと勝負を避けられノーヒットでした。4回の盗塁のあとアウトになった際は、グラウンドに大の字になって悔しそうな表情を見せました。

大谷選手は前日に10試合ぶりの45号を打ち、22日は本拠地のカリフォルニア州アナハイムで行われたアストロズ戦に3番・指名打者で先発出場しました。

大谷選手は1回と4回は2打席連続のフォアボールで、4回は二塁へ盗塁を試みていったんはセーフとなりましたが勢い余って足がベースから離れてタッチアウトとなり、大の字になったまま悔しそうな表情を見せました。

6回の第3打席はファーストゴロで、7回にチームが5対3と逆転しなお2アウト二塁で迎えた第4打席と、5対5の延長10回、ノーアウト二塁での第5打席は申告敬遠されました。

大谷選手はこのあと三塁まで進み、浅いライトフライでホームにタッチアップしましたが相手の好返球に阻まれてサヨナラ勝ちはなりませんでした。

4点を追う12回の第6打席は空振り三振で最後のバッターとなり、2打数ノーヒット、フォアボール4つで2試合連続のホームランはならず打率は2割5分6厘になりました。

エンジェルスは5対9で敗れて6連敗です。

アメリカンリーグのホームラン王争いでは、ブルージェイズのゲレーロJr.選手にホームランは出ず、ロイヤルズのペレス選手は悪天候のために試合が中止となったためいずれも46本のままで、大谷選手はトップの2人と1本差のままです。

1試合でフォアボール4つは大リーグで自己最多

この試合、大谷選手は申告敬遠2つを含むフォアボール4つと勝負してもらえませんでした。

1試合でフォアボール4つは大リーグで自己最多です。

延長10回、ノーアウト二塁の場面では2球続けてボールとなったあと、この試合2つめの申告敬遠を受けて苦笑いを浮かべ、ファンからは大きなブーイングが起こりました。

大谷選手の今シーズンの敬遠数はアメリカンリーグトップの15で、ホームラン王を争うブルージェイズのゲレーロJr.選手の7、ロイヤルズのペレス選手の4と比べその多さが際立っています。

残り10試合 ゲレーロJr.が圧倒的に相性の良い対戦カード

アメリカンリーグのホームラン王を争う大谷選手、ゲレーロJr.選手、ペレス選手の3人はいずれも残りが10試合となりました。

3選手の今後の対戦カードを見ると、ゲレーロJr.選手が圧倒的に相性の良い相手と当たります。

エンジェルスの大谷選手は本拠地でアストロズと1試合、マリナーズと3試合を戦ったあと、相手の本拠地でレンジャーズと3連戦、マリナーズと3連戦と、同じ地区のチームとの対戦が続きます。

このうちマリナーズ戦では今シーズン4本、レンジャーズ戦では3本のホームランを打っていますが、打率はともに1割8分台と得意な相手ではありません。

エンジェルスはすでにプレーオフ進出の可能性が消滅しているため、大谷選手は次に先発登板する26日のマリナーズ戦で10勝目をあげれば、残りの6試合はバッターに集中してタイトル争いに挑む選択肢もあります。

一方、ブルージェイズのゲレーロJr.選手はこのあとツインズと4試合、プレーオフ進出を激しく争うヤンキースと3試合、そしてオリオールズと3試合を残しています。

ゲレーロJr.選手はオリオールズ戦では16試合で10本のホームランを打っているほか、ヤンキース戦でも打率3割3分9厘でホームラン5本、ツインズ戦でも打率5割を超えていて相性はこの上ない組み合わせと言えそうです。

ロイヤルズのペレス選手はタイガースと3試合、インディアンズと4試合、ツインズと3試合で、同じ地区どうしの対戦が続きます。

ツインズ戦では5本のホームランを打っているほか、3選手の中でただ1人、プレーオフ進出の可能性が残っているチームとの対戦がなくいわゆる消化試合が続くため勝負を避けられる場面は多くなさそうです。

対戦相手の相性ではゲレーロJr.選手が圧倒的に良い中、2人を追いかける立場の大谷選手にとってはバッティングでシーズン前半の勢いを再び取り戻せるかが日本選手初のホームラン王への道を左右しそうです。