4K・8Kの衛星放送 視聴できるテレビなど出荷台数 1000万台突破

3年前に始まった4K・8Kの衛星放送を視聴できるテレビなどの出荷台数が、全国で累計1000万台を突破しました。

鮮明で、臨場感あふれる映像と音響を楽しめる4K・8Kの衛星放送は、2018年12月から本放送が始まりました。

4K・8Kの放送を楽しむためには、対応したテレビなどが必要で、NHKと民放各局などが加盟する「放送サービス高度化推進協会」は22日、視聴できる機器の出荷台数が、8月末時点で全国で累計1003万台となり、1000万台を突破したと発表しました。

出荷台数は、この1年間で倍増したということで、推進協会は、東京オリンピック・パラリンピックの開催や、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛などが需要の拡大を支えたとしています。

推進協会では、3年後のパリオリンピック・パラリンピックの頃に、累計2500万台の普及を目指したいとしています。