カナダ 議会下院の総選挙始まる 与野党の支持率きっ抗

カナダで、議会下院の解散に伴う総選挙が、日本時間の20日夜始まりました。
トルドー首相は任期を2年残し、前倒しの選挙に踏み切りましたが、新型コロナウイルスの感染が再び広がる中、ワクチン接種の義務化を訴える与党と、これに反対する野党との間で支持率がきっ抗していて、政権を維持できるかが焦点となっています。

カナダの議会下院の総選挙は、日本時間の20日午後8時から始まりました。

トルドー首相率いる自由党は、おととしの総選挙で議席が過半数に届かず、少数与党にとどまってきましたが、新型コロナウイルスの感染拡大の抑え込みや経済対策などで国民の幅広い支持を受けてきたことを背景に、任期を2年残す中で解散に踏み切った形です。

しかし、新型コロナワクチン接種の義務化を訴える与党と、これに反対する野党・保守党の支持率はきっ抗していて、トルドー首相が政権を維持できるかが焦点となっています。

カナダ国内でもこのところ感染力が強い変異ウイルスが広がっていて、野党が「パンデミックの最中に多額の費用がかかる不必要な選挙を行うことは私利私欲のためだ」と強く批判し、激しく追い上げていました。

選挙の大勢判明は、日本時間の21日午後になる見通しです。