スペイン領カナリア諸島で50年ぶりに火山が噴火 避難呼びかけ

大西洋のスペイン領カナリア諸島にある火山が50年ぶりに噴火して複数の亀裂から溶岩が激しく噴き出し、地元当局が周辺の住民に避難を呼びかけています。

ロイター通信などによりますと19日、カナリア諸島のラパルマ島南部にあるクンブレビエハ火山が噴火しました。

現地からの映像では、山肌から黒い煙とともに真っ赤な溶岩が流れ出し道路を覆っている様子が確認できます。

この火山の噴火は1971年以来、50年ぶりで、噴火の前に火山性微動が観測されていたことから近くの住民はすでに避難していましたが、複数の亀裂から溶岩が激しく噴き出したため地元当局が広範囲にわたって避難を呼びかけています。

カナリア諸島の火山研究所は少なくとも7か所で噴火が確認されたことを明らかにし、映像や詳しい情報をネット上に繰り返し投稿して火山に近づかないよう求めています。

スペインのサンチェス首相は自身のツイッターで、国連総会に出席するためアメリカを訪れる予定を変更し、カナリア諸島で被害状況を確認することを明らかにしています。