比大統領選 世界的なプロボクサーのパッキャオ氏が立候補へ

世界的なプロボクサーでフィリピンで国民的な人気を誇るマニー・パッキャオ氏が来年5月に予定されているフィリピンの大統領選挙に立候補する意向を明らかにしました。
パッキャオ氏はドゥテルテ政権に対立する姿勢を鮮明にしていて、立候補の届け出が始まる来月に向けて各陣営の動きが本格化することになります。

世界的なプロボクサーでフィリピンの上院議員のマニー・パッキャオ氏は19日夜、みずからも加わっている与党内の派閥の大会に出席し、来年5月に予定されている大統領選挙に立候補する意向を明らかにしました。

この中でパッキャオ氏は「私はリングの中でも外でも闘い続ける。この国に真の変革をもたらすために団結しよう」と呼びかけました。

そのうえで「今の政権は権力を乱用し、腐敗している。彼らが刑務所に入るのはもうすぐだ」とドゥテルテ政権に対立する姿勢を鮮明にしました。

ドゥテルテ大統領は憲法で大統領の再選が禁じられていることから、先月、副大統領に立候補する意向を明らかにしていて、副大統領に立場をかえて次の政権に影響力を残すねらいがあるとみられます。

ドゥテルテ大統領は大統領候補にはみずからの腹心である別の上院議員を推薦しているほか、長女で南部ダバオ市の市長を務めるサラ・ドゥテルテ氏の立候補も取り沙汰されていて、立候補の届け出が始まる来月に向けて各陣営の動きが本格化することになります。