岐阜県飛騨地方で震度4の地震 今後の揺れにも注意が必要

19日夕方、岐阜県で震度4の揺れを観測する地震がありました。
岐阜県ではその後、震度2から1の揺れを観測する地震が相次ぎましたが、これらの地震による被害は確認されていません。

19日午後5時18分ごろ、岐阜県で震度4の揺れを観測する地震がありました。

各地の震度は、震度4が岐阜県高山市、震度3が岐阜県飛騨市などとなっています。また愛知県でも新城市と豊根村で震度1の揺れを観測しました。

気象庁の観測によりますと、震源地は岐阜県飛騨地方で、震源の深さは10キロ、地震の規模を示すマグニチュードは5.0と推定されています。

NHKが高山市に設置しているロボットカメラでは、地震発生時、映像が小刻みに横に揺れる様子が記録されていますが、道を歩く人たちに変わった様子はありませんでした。

岐阜県ではこの後、飛騨地方を震源とする震度2の揺れを観測する地震が2回、震度1の揺れを観測する地震が2回起きましたが、警察や消防、各地の自治体によりますと、これまでのところ、これらの地震による被害は確認されていないということです。

専門家「群発性地震が起こる地域 今後の揺れにも注意」

今回震源となった飛騨地方などの地震や火山活動を研究している京都大学防災研究所の大見士朗准教授は「現時点ではこの地震がどれだけ繰り返すは分からないが、この地域は以前から群発性の地震が起こる地域で今後の活動に注視が必要だ」と話しています。

大見准教授によりますと今回の震源の付近では去年4月から7月ごろにも地震が相次いで起きるなど地震は多い地域だということで、大見准教授は「非常に険しい山が多い地域で地震計の設置できる場所が限られるため、発表されている震度よりも大きな揺れが発生している可能性もある」と指摘しています。

今回、震度4を観測した地震のマグニチュードは5.0、震源の深さは10キロと推定されていて「震源が浅いとマグニチュードが小さくても大きな揺れになることがあり、今後の揺れにも注意が必要だ」としています。

また、地震が起きた地域の山は登山客に人気で、連休に入り多くの人が訪れているということで、大見准教授は落石や崖崩れに十分注意するとともに、地震により登山道の状況が変化している可能性もあるとして周辺の状況を確認するよう呼びかけています。