コロナ 自宅療養は全国で6万人余に 前の週から4割以上減少

新型コロナウイルスに感染し自宅で療養している人は、厚生労働省によりますと今月15日時点で全国で6万人余りと前の週をおよそ4万2000人下回り、2週連続で減少しました。

厚生労働省は都道府県ごとの病床の使用率や患者の療養先について最新の状況をまとめました。

それによりますと新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している人は今月15日時点で全国で6万442人でした。

10万人を超えていた前の週をおよそ4万2000人、率にして41%下回り、2週連続で減少しました。

都道府県別で最も多かったのは愛知県で1万1713人、次いで大阪府が9997人、東京都が5959人でした。

ホテルなどの宿泊施設で療養している人は全国で1万2584人で、前の週より4600人余り少なくなっています。

また、入院が必要と判断されたものの受け入れ先を調整中の人は全国で351人で前の週の半数近くに減りました。

兵庫県が219人、東京都が67人、熊本県が31人などとなっています。