小田急線刺傷事件受け 女子大学生ら被害の実態把握や対策訴え

先月、走行中の小田急線の車内で乗客が切りつけられ10人がけがをした事件をうけて、重傷を負った女子大学生と同年代の大学生などが会見し、特に女性が被害に遭う事件について実態の把握や対策の強化を訴えました。

先月、小田急線の車内で乗客が切りつけられて10人がけがをした事件は、ふだん通勤や通学で利用する身近な場所で起きたことや、一方的に若い女性が刺され、容疑者が「勝ち組に見えた」などと供述したとされることから今も不安の声があがっています。

17日、事件で重傷を負った女子大学生と同年代の大学生などが会見し、特に女性が被害に遭うさまざま犯罪について対策の強化などを訴えました。

会見に参加した女子大学生の1人は「事件のあと恐怖を感じて今でも小田急線に乗ることができない。自分は関係ないと思っている人も暴力や差別をなくすために一緒に声をあげてほしい」と訴えました。

また、別の女子大学生は「痴漢の被害だけでなく、駅などで故意に体をぶつけられる被害もある。今回の事件はひと事とは思えず、何か行動を起こさなければと感じた」と話していました。

このグループはDVや性犯罪などと同様に、女性が被害に遭う凶悪な事件について、国などがもっと実態を把握するべきだとしていて、近く関係する省庁に署名を提出するということです。