台湾「酸素濃縮装置」1000台を日本に提供 感染拡大で不足

新型コロナウイルスの患者に酸素の投与を行うための「酸素濃縮装置」が不足する中、日本政府は、台湾からおよそ1000台の提供を受けることになりました。

「酸素濃縮装置」は、周辺の空気を取り込んで酸素を濃縮し患者が鼻や口からチューブで吸入するもので、自宅で療養中の人や一時的な受け入れ施設で入院を待っている患者に使われていますが、感染の拡大が続いたことから全国的に不足しています。

こうした中、日本政府は、台湾から「酸素濃縮装置」およそ1000台の提供を受けることになりました。

日本に到着ししだい、厚生労働省が都道府県などを通じて医療機関や一時的な受け入れ施設に配布することにしています。

酸素濃縮装置について厚生労働省は、メーカーと調整して毎月最大500台を確保し、都道府県に貸し出す方針を示していますが、こうした対応に加えて台湾からの提供分も活用して医療体制の整備を進めたいとしています。

また今回、台湾からは血液中の酸素飽和度を測る「パルスオキシメーター」およそ1万台も提供されるということです。

新型コロナウイルスの感染拡大後、日本政府は台湾に対し、およそ340万回分のワクチンを提供していて、今回は台湾側から申し出があったということです。