科学技術の研究成果を社会に貢献する製品に 研究者と企業表彰

科学技術の研究成果をもとに社会に貢献する製品を作った、研究者と企業を表彰する賞の贈呈式が、東京 千代田区で開かれ、新しい成分で人工の骨を開発した九州大学の研究者と企業などが表彰されました。

井上春成賞と名付けられたこの賞は、国の科学技術政策を実施する役割を担っている科学技術振興機構が事務局を務めて、研究成果をもとに社会に貢献する製品を作り出した、研究者と企業を選び、毎年、表彰しています。

ことしは、
▽欠けたあごの骨を治療するため、新しい成分の人工骨を開発した、九州大学の石川邦夫教授と医療機器メーカー、
▽室内の温度の快適さをリアルタイムで分析して自動で制御するエアコンを開発した、奈良女子大学の久保博子教授と大手家電メーカーの、
合わせて2人と2つの企業が選ばれました。

受賞した九州大学の石川教授は「研究成果が実用化されずに終わってしまう事例が多い中で、成果を社会に還元できたのは、研究者として最高です」と話していました。