七五三 混雑避けて早めのお参り 神社は準備前倒し 愛知 津島

新型コロナウイルスの感染が続く中、愛知県津島市の神社には七五三の混雑を避けようと早めにお参りする家族が増え、神社は子どもに渡すちとせあめなどの準備に追われています。

津島市の津島神社は、例年10月末から11月中旬にかけて市内を中心に周辺の市町や三重県からも七五三のお参りに訪れます。

しかし神社によりますと、最近、子どもの感染増加に伴って混雑する時期を避けようと早めにお参りを済ませる家族が増えているということです。
こうしたことから神社では、およそ2000人分のちとせあめの準備を例年より半月余り前倒しして始めたということで、16日も4人のみこが袋詰めを行っていました。
この神社では宮司の発案で、ことしから七五三で訪れた子どもには、ちとせあめやおもちゃが入った袋と一緒に感染防止用の除菌シートを手渡しているということです。

津島神社の堀田正裕宮司は「七五三は将来、子ども時代を振り返ることができる貴重な機会なので時期をずらすなどして安心してお参りしてほしい」と話しています。