フランス パリ 凱旋門を布で包む芸術作品がほぼ完成

フランス・パリの観光名所、凱旋門を布で包むという芸術作品がほぼ完成し、堂々として威厳のある、いつもの姿とはひと味違った凱旋門が多くの人を引き付けています。

この作品は、巨大な建物を布で包むなど大がかりな作品で知られ、去年、亡くなったブルガリア出身の芸術家クリストさんが温めていたアイデアを実現しようと、その志を受け継ぐチームによってプロジェクトが進められてきました。

このほど、高さおよそ50メートル、幅およそ45メートルの凱旋門を布で完全に包む作業が完了しました。

凱旋門を覆う布は銀色で、ひだをつけることで陰影が生まれているほか、ところどころを縛る赤いひもがアクセントとなり、全体として白く、やわらかな印象を受けます。

いつもとひと味違った凱旋門の姿は多くの人たちを引き寄せていて、パリに住む日本人の女性は、「ただの幕なのに光の加減で模様みたいに見えてきれいだと思います」と話していました。

また、オーストリアからの観光客の女性は、「普通の凱旋門も好きですが、包まれた凱旋門も最高ですね」と話していました。

凱旋門は10月3日まで布に包まれ、期間中の週末は周囲を通行止めにして、車を気にすることなく近くから作品を楽しむことができるということです。