立民 子どもの感染対策で緊急提言 定期的検査の仕組み整備など

新型コロナウイルスの子どもの感染対策を強化すべきだとして、立憲民主党は定期的に検査を行う仕組みの整備や学校の休校に伴い子どもを受け入れる体制の拡充などを求める緊急提言をまとめました。

緊急提言では、12歳以上で希望する児童・生徒へのワクチンの優先接種を加速させるとともに、児童・生徒や教職員などを対象に定期的にPCR検査ができる仕組みを早急に整えるべきだとしています。

また、感染した子どもに対応できる医療機関も不十分だとして少なくとも中等症以上の場合は入院して治療を受けられる体制の整備を急ぐよう求めています。

さらに感染の影響による子どもや家庭の負担を減らすことも不可欠だとして、学校の休校や保育所などの休園に伴って子どもを受け入れる体制を拡充すべきだとしています。

このほか、リモート授業を円滑に行う体制の整備など子どもたちの学びを継続して支援することや、子どもの休校や休園で仕事を休む保護者への経済支援を強化することなども盛り込んでいます。

立憲民主党はこうした緊急提言を近く政府に提出する方針です。