新型コロナの感染者 3週連続で減少 20代が全体の22%

14日までの1週間に新型コロナウイルスの感染が確認された人は、厚生労働省の公表した速報値で6万人余りとなり、3週連続で減少しました。年代別では20代の割合が最も高く全体の22%を占めています。

厚生労働省が16日公表した「新型コロナウイルス感染症の国内発生動向」の速報値によりますと、今月8日から14日の1週間に感染が確認されたのは6万946人で、前の週と比べて3万8381人減り、3週連続で減少しました。

デルタ株による感染が急激に増え始めた先月3日までの1週間の7万4741人を下回りました。

年代別では、
▽20代が最も多く、1万3613人と全体の22.3%を占めています。
次いで、
▽30代が1万348人で全体の17%
▽40代が9948人で16.3%
▽10代が7726人で12.7%
▽50代が6834人で11.2%
▽60代以上が5929人で9.7%
▽10歳未満が5914人で9.7%となっています。

また、10歳未満と10代を足し合わせた20歳未満について見ると、全体の22.4%となり、3週連続で20%を超えました。

※このほかに、年齢不明や調査中などの人が634人います。
※割合は小数点第2位以下を四捨五入。