高校生の採用試験始まる 求人は感染拡大前の22%減

新型コロナウイルスの影響が続く中、来年の春に就職を希望する高校生を対象にした企業などの採用試験が16日から始まりました。

首都圏を中心におよそ100店舗の総合ディスカウントストアを運営する会社でも採用試験が行われ、東京 渋谷区の会場には16日午前中から高校生が次々に訪れています。

生徒たちは感染を防ぐために手の消毒や検温をしたあと、筆記試験などを受けていました。

厚生労働省によりますと、来年の春に就職を希望する生徒への企業などからの求人は、ことし7月末の時点で去年の同じ時期より2.9%増加したものの、感染拡大前のおととしと比べると22.1%減少しています。

こうした中、この会社では、若手の人材を採用できるチャンスだと捉え、ハローワークだけでなく、就職支援会社の求人サイトを活用し、職場の雰囲気や社員の声を紹介するなど、高校生の採用活動に力を入れています。

高校からの問い合わせや会社説明会に参加する生徒の数は増えていて、採用人数を昨年度より10人前後増やす計画です。

「Olympic」人財開発部の佐野良平さんは「コロナ禍で、私たちの業界は生活に欠かせない安定した職場として改めて認識されたと考えています。困難にもチャレンジできる誠実な人材を積極的に採用していきたい」と話しています。