沖縄 石垣市 尖閣諸島への上陸許可求める申請 字名標識設置で

沖縄県石垣市が、尖閣諸島の新しい字名を記した行政標識の設置に向けて、島への上陸許可を求める申請を国に行っていたことが分かりました。

沖縄県石垣市は、尖閣諸島の各島に「尖閣」という文字を盛り込んだ新しい字名を記した行政標識を8月公開し、島に上陸して設置する考えを示していました。

これについて、石垣市によりますと、9月3日付けで国に対して5つの島への上陸許可申請を行っていたということです。

石垣市の中山市長は、14日に開かれた市議会の一般質問で「上陸は字名の変更に伴って市の行政事務の一環として行うもので、問題のない行動なのだから、国には粛々と淡々と許可してほしい。国が許可しないと強行に出港しても途中で止められるので、そういうことは避けたい。国の回答次第で次の行動を考えたい」と答弁しました。

標識の設置をめぐっては、加藤官房長官が8月24日の記者会見で「政府としては、尖閣諸島および周辺海域の安定的な維持管理という目的のため、原則として、政府関係者を除き、なんびとも尖閣諸島への上陸を認めないとの方針をとっている。尖閣諸島への上陸に関する申し出があった時には、この方針にのっとって判断することになると考えている」と述べています。